北国での素敵なバラのある暮らし

北国のバラ作りカレンダー

北国でのバラ育成期間は約半年(4月〜10月)と大変短いです。
1年を通して私がしていることを各月に分けて書いてみました。参考になれば幸いです。

3月中旬 �@融雪剤、苦土石灰(マグネシウムを含む石灰)を混ぜて雪の上に散布。 �A石灰硫黄合剤を10倍液で散布。
4月上旬 �@雪が地面から消えたら整枝を始める。 �A年間施肥料の3分の2を施肥する。 北国では耐寒性を低下させない為に施肥のしかたが本州暖地とはかなり管理の仕方が違います。 これは経験上です。  春から初夏にかけての生育期の前半に肥料を集中して与え,速効性の追肥を与えると効果的です。 �B土作り・・・追肥を的確に吸収できるようにするには腐植に富んだ土壌環境が不可欠になります。 北国では特に有機質に富んだ土壌環境をつくることが重要です。 1本のバラに腐葉土10Lくらいを用意して、それに肥料を混ぜ土に混ぜ込む。 �C花芽が動く前(4月下旬〜5月中旬)くらいに苗の植え込み
5  月 �@病害虫の防除 害虫の防除はまだ葉が柔らかいので薬害によって葉が痛むことがあるので指示濃度より薄く(例えば1000倍→1500倍)に散布する。
6  月  20日頃からバラが咲き始める。
7  月 �@春のばら(1番花)が咲いたら次に夏のバラ(2番花)、秋のバラを咲かせる手入れをする。 �Aシュートの処理、中旬まではその発生が盛んです。遅れて帯状に広がってしまったものは下の2本の枝を残して上をカットする。 つるばら、シュラブのシュートも同じです。(品種によっては剪定の仕方が違います) �B施肥 をする。
8  月 ◎病害虫の防除、病気の予防が大事です。 �@うどん粉病には窒素分を控える。 うどん粉病がひどくなると新梢全体に広がり深刻な生育障害を起こしてしまいます。 うどん粉病は多肥は禁物。8月中旬―9月中旬にリン酸、カリ肥料(硫酸カリを与えると翌年の育成によい結果が出ます。 窒素肥料を偏って多く与えすぎると花芽の形成が止まりただ伸びるだけ(ブラインド)になってしまうので注意してください。 �A黒点病の予防はマルチングをすることによってかなり効果があります。 マルチングにはバークチップがよろしいですがアク抜きしたものが良いです。 黒点病は土がやせているほどかかりやすいのでバラの好きな土質が大事です。
9  月 �@秋のバラが中旬から咲き始めます。 �A台風対策も必要です。 �B除草、清掃は比較的楽になります。 この季節は私にとっては1年で一番気持ちの上ではゆっくり出来てバラの癒しの香りに包まれてゆっくりとガゼボでテイータイムを持つことが出来るので嬉しいです。 たくさんのバラに包まれて幸せ一杯です。
10  月 ◎越冬の対策(マルチング)
11月中旬 �@石灰硫黄合剤を散布する �A冬囲いをする。